“ 双庭・雁行の対話 ”
閑静な住宅街に位置する計画地。
北側道路に面し、他三方には2階建ての住宅が建つ。
4台分の車庫、中庭、大空間のLDKというご要望にたいして、2つの特徴を持った中庭を対角に配置し、内部空間をそれぞれの中庭へ積極的に開放していくことで、どこにいても空間的な広がりと自然(安らぎ)を感じる心地の良い空間をつくることを意識した。
北側の中庭は、2層にわたり吹き抜けるダイナミックな外部空間とし、そこに深い軒をかけることで、まるで屋内にいるかのような落ち着きを与えてくれる。
同様に大きく吹き抜けるリビングとつながりを持たすことで、内外に連続した大空間を実現している。
南側の中庭は、躍動感のある緑に囲まれた中庭とし、水盤を設け、水の音も楽しめる。
こちらはLDKだけでなく、主寝室や2階のサブリビング、浴室からも眺めることができる。
外部からは、RCでつくった門屋をくぐり、ゆったりとしたアプローチをクランクしながら進み、玄関へアクセスする。
エントランスには石のベンチを配し、オブジェが出迎えてくれる。
メインのリビングは、2層分の石壁が中庭と対峙しながらその存在感を出している。
中庭を雁行させていることにより、リビングとダイニングキッチンも自然と雁行した配置となり、より奥行きを感じる空間となっている。
2階のサブリビングはリビングの吹き抜けに面しており、そこから2つの中庭を見下ろすことができる。
サニタリーと浴室においても、それぞれから中庭へと視線が抜ける配置とし、開放的かつ明るい贅沢なスペースとなった。
内外装ともに石やタイル、木を随所に設け、また内と外を同素材で繋げることで、内外が一体となる空間としている。
唯一無二の邸宅がここに完成した。
- Detail 双庭・雁行の対話 / House / 2026
- Location 大阪府豊中市
- Structure 木造
- Total floor area 219.88㎡
- Architect 西野 宏樹
- Consulting 椎葉 達也
- Photo 下村 康典
- Build 三菱地所ホーム株式会社










