“ ゆるやかに繋がる三層都市型住宅 ”
駅からもほど近く、利便性と豊かな自然が調和したエリアでの新築戸建て計画。
人気のエリアであることから、住宅やマンション、商業施設が建ち並ぶ。
今回のご計画地は、西側道路に面し、北側には3階建ての住宅、東側には中高層の分譲マンション、南側には3階建ての集合住宅が建つ。
当初のご要望は、ビルトインガレージ2台、ワークスペース、開放感のあるリビング、ゆったりとしたサニタリースペースに、美しく収納ができるウォークインクローゼットが求められた。
計画としては、法規制(高さ制限)内で最大限可能な3層のボリュームで構成した建物とし、この敷地環境の中、プライバシーを確保しつつも、3層全体として繋がる開放的空間を実現した。
1階エントランスを入るとその視線の先には、ガラス越しに坪庭が見える。
このルートが裏動線となり、シューズクロークやビルトインガレージへとアクセスができる。
1階、2階共にエレベーターと収納エリアを集約させたコアをセンターに設け、行き止まりのない回遊することができる動線を確保した。
この回遊性が空間全体の豊かさや住みやすさを生み出している。
1階ワークスペースは個室でありながら、ホール、ビルトインガレージとつながる開放的なスペースとしている。
3層に渡る階段を上がると、2階リビングへと緩やかにつながっていく。
リビングの手前にはギャラリー的な空間を設け、このスペースがLDKにさらなる豊かさをプラスする。
南側の吹き抜けによって上部からの光をしっかりと取り込む開放的なリビング、その光が左官壁にあたることで、よりやわらかな表情を生みだす。
モダンなタイル貼りがつづくダイニングキッチンには、自然と人が集います。
3階はプライベートなスペースとゲストルームを設けている。
寝室は吹き抜けに面することで、広がりを持たせ、南側からの光を届ける心地の良いお部屋となっている。
ウォークインクローゼットは、両サイドに6m近くある収納を確保し、奥にはドレッサースペースを設けている。
どの場所にいても、住まい手の丁寧な暮らしが窺えます。
外観としては、道路側にタイル貼りの箱を前面に配置し、重厚な印象をつくり、クローズドな外構計画でありながらも、そうは感じさせないデザインにしている。
インテリアは、チェポストーン、左官壁、板張りの天井で構成し、上品かつ温かみのある空間とした。
3層の空間全体がつながる、とても豊かでゆとりのある邸宅が完成した。
- Detail ゆるやかに繋がる三層都市型住宅 / House / 2025
- Location 兵庫県西宮市
- Structure 木造
- Total floor area 206.07㎡
- Architect 西野 宏樹
- Consulting 椎葉 達也
- Photo 下村 康典
- Build 三菱地所ホーム株式会社










