“ ワインとお出汁の店 どじょう ”
10年の営業を機に箕面駅直結の複合ビル1階への移転計画。
駅前の広場に面し、視認性が良く、名所である箕面大滝へ向かう観光客や登山客が多く通る場所。
約10坪の台形の平面空間をどのように活かすかが求められた。
正面にあるエントランスと裏にある勝手口を隠れ家としてのサブエントランスに変化させることで、表と裏を路地的に繋ぎ、客席を配した。
客席側には6メートルのカウンターを設け、無駄なく空間を活かしつつ、客席と厨房を回遊できる実用性も兼ね備えている。
また、そのカウンターはL型に外部まで続き、昼はテイクアウトのディスプレイカウンターとして、夜には外の客席として、多様な役割を果たす。
カウンター上部は跳ね上げ式の開口部としており、開放感を生み、外部環境とのつながり、人とのつながりを誘発する。
裏手のサブエントランスから入ると、正面にはワイン庫があり、収納されたワインを見ながらアプローチすることもできる。
内部空間は茶褐色の塗装壁で覆い、名前の由来である土壌を彷彿とさせるしっとりとした仕上げとした。
昼の顔と夜の顔の二面性を表現。
箕面という街に開き、街と繋がる店舗。
出汁の香りに包まれた今までにない食とコミュニケーションの場となる。
- Detail ワインとお出汁の店 どじょう/ Shop / 2025
- Location 大阪府箕面市
- Structure RC造
- Total floor area 33.47㎡
- Architect 西野 宏樹
- Consulting 椎葉 達也
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